輸入住宅の3つの魅力とは?
こんにちは、セルコホームスタッフです。
さて、今日は輸入住宅そのものをテーマにしたブログをお送りします。
当社でも取り扱っている輸入住宅は、個性的な外観に注目が集まります。
しかし、実は魅力はそれだけでないんですよ。
家族のコミュニケーションを大切にする暮らしの考え方や、寒い気候に耐えられるよう工夫された工法など、今の日本の暮らしにも取り入れたい魅力を色々と持っています。
今日はそんな輸入住宅の魅力をお伝えします!
▼目次
輸入住宅とは
輸入住宅とは、輸入住宅産業協会によると「海外の設計思想による住宅を、資材別またはパッケージで輸入し、国内に建築する住宅」のことを言うそうです。
海外のライフスタイルから生まれた住宅を、材料や設備ごと輸入して日本で建てた住まい、ということですね。
「海外の設計思想」というのは、その国の生活スタイルや文化、住まいについての考え方のことです。
家族を何より大切にする文化や、長く住み続けられる家を重視する価値観などは、日本でも参考にしたい考え方です。
輸入住宅の3 つの魅力
そんな輸入住宅の魅力は、次の3つに要約されます。
存在感のあるデザイン
最大の特徴は、個性的な「デザイン」です。
特に、外観デザインにはそれぞれの国の個性が出ています。
大きな三角屋根や、格子の入った窓、重厚感のあるレンガの外壁など、日本の住宅にはない特徴を持っています。
施工事例: 爽やかなクイーン・アンスタイル
のびのびとした間取り
輸入住宅は、ゆったりとした広さが感じられる設計になっているのも魅力です。
これは、基本となる寸法が日本とは違って大きいことが理由です。
輸入住宅では、設計の基準寸法がメーターモジュール(1,000mm単位)や、フィートモジュール(1,200mm単位)となっているのに対し、日本の住宅は尺モジュール(910mm単位)です。
廊下や階段の幅、一つの部屋の広さものびのびと感じられるようになります。
施工事例: 光彩るステンドグラス・シャンデリアがあふれる住まい
性能の高さ:断熱性、気密性、遮音性
輸入住宅は、北米やヨーロッパなど寒い地域のものがほとんどです。
そのため、寒さに耐えうる構造や工法を採用しており、断熱性、気密性、遮音性に優れています。
高気密高断熱の住まいは外気温の影響を受けにくいため、夏は涼しく冬は暖かいだけでなく、エアコンの効きも良くなります。
大きな吹き抜けを作れるのも、断熱性や気密性が高いからです。
吹き抜けがあっても、冬場に寒くなったりすることはありません。
施工事例: レンガの絵になる輸入住宅 アーリービクトリアン
代表的なスタイルは2 種類
輸入住宅の代表的なスタイルは、次の2種類です。
北米スタイル(カナダ住宅)
19世紀にヨーロッパからアメリカに渡ってきた移民によって確立された住宅スタイルです。ヨーロッパ本国の建築様式をもとにしながら、それぞれの地域性を取り込んで発展しました。
古き良きアメリカを感じる「アーリーアメリカン」スタイルや、本国イギリスの影響を残す「ジョージアン」スタイルなどがあります。
セルコホーム:ジョージアン・スタイル
セルコホーム:アーリーヴィクトリアン・スタイル
ヨーロッパスタイル
ヨーロッパスタイルは、ナチュラルで温かみのあるデザインが基本。
南欧の地中海リゾートをイメージした「スパニッシュ」や「プロヴァンス」、エレガントな「フレンチ」スタイル、木やタイルの素朴さを大切にした北欧の「スカンジナビアン」スタイルなどがあります。
輸入住宅の工法
輸入住宅の構造にも特徴があります。ほとんどの輸入住宅で使われているのが、2×4(ツーバイフォー)工法や木質パネル工法です。
日本の伝統的な住宅で使われる「在来軸組工法」は、柱とはりで支える構造ですが、2×4や木質パネル工法は、床、天井、壁の「面」で支える構造です。
耐震性が高く、断熱性や気密性が高いことも特徴です。
北米やヨーロッパなど、寒さの厳しい地域で発展してきた工法なので、その機構に耐えられる工夫がたくさん盛り込まれています。
まとめ
個性あふれる外観に注目が集まりがちな「輸入住宅」ですが、実は、間取りや住宅性能にも魅力があること、伝わりましたでしょうか?
特に、住まいの断熱性や気密性は、最近、興味を持つ方が増えています。
ぜひ、モデルハウスでその性能についても体感してくださいね!